上野の森 親子ブックフェスタ2019

 

今年も五月晴れの上野公園で、子どもの本のおまつりがひらかれました。

ここにいると、少子化って、なに? 

子どもの本離れって、なんのこと? という気分になります。

 

うきうきと楽しそうな本好き親子はもちろんのこと、保育士さんや先生達、文庫主催の方などが遠くの街からやってきて、たくさんの本を買い求めてくださいます。

お仕事とは関係なく、ただ子どもの本が好きなだけという大人達も!

 

あ、いや。

先生や保育士さんたちも、仕事じゃないかも。

にこにこと自分のお財布をはたいて本を買ってくれていましたね。

「このサイン、子どもたちに見せびらかします」と語る大人げない笑顔に、こちらもニヤニヤしちゃう。

 

そしてほら。

写真のように、かわいい読者たちと  たっぷり お話ができるんですよ。

「こんにちは。お年はいくつですか?」

「……(3才)……」

いや、もう、たまらんわい。(デレッ)

 

かと思えば、

「あのっ、わたし、○○です! 去年もここで、この本と、あの本を買いました。わたしのこと、おぼえてますか!?」

ポシェットの紐を握りしめ、まっすぐな眼差しで問う六年生の女の子に、わたしの心拍数は倍になりました。

そう、下駄箱のかげで、いきなり、かわいい封筒のお手紙をわたされた少年みたいに。

本のなかで、作者のわたしと、読者のあなたは、一対一。

しずかにそっと心を通わせる。そういうものだものね。

ありがとう、うれしかったよ。

 

「のはらひめ」や「天使のかいかた」を読んで育ったという18才と進路の話もできたし、ブログを読んでくださる方と会うこともできました。

 

そんなふうに、いそいそと読者との交流をたのしむわたしの傍らで、コヨセさんはひたすら黙々と……似顔絵描き!

いつの頃からか、上野の森のコヨセさんは子どもたちの似顔絵をかくようになりました。

 

そのためか、リピーターさんが年々増えているような。

「2年前にかいてもらった本と較べるとお兄ちゃん顔になりました」とか「5年前のサインのとき、妹はまだ生まれていませんでしたけど、今回はこの子もお願いします」とか。

たのしい記念になりますよね。

 

いいことよ。

ええ、いいことなんですのよ。

だけど、時間がかかるのよね〜。

 

この日も夏日。

テントの中にいる私たちはいいとしても、長蛇の列に並んでいる方々が気になって、何度もコヨセさんをツンツンつつく わたし。

でも、ちっとも急がない(急げない)コヨセさん。

それが彼の魅力であることも理解して、汗を流しながら待っていてくださる みなさん。

ますます申し訳なくて、仕事一途な職人の親父にかわって頭を下げる下町のおかみさん気分でしたわよ。

 

 

コヨセさんほどではないにしても、午前の部のたかおさんも、時間がかかったなあ…。

たかおさんも、いつの頃からか、プリンちゃんの頭にのせる飾りもののリクエストを受け付けるようになってしまって…。

今年は最初からやる気まんまんで、営業部とともに、こんなサンプルリストを用意。

 

 

リストの中から選ばなくてもいいんですよ。

上野だけに、パンダのリクエストも多くありました。

 

  

 

思い思いに、奇抜な「飾りもの」をリクエストする みなさん。

 

  

 

カエルや、鯉のぼりや、京浜東北線なんていうのもあって、たかおさんは、四苦八苦。

たかおさんのツイッターで、今年の奇想天外大賞が発表されています。ごらんください。

 

 

ふう〜 やれやれ〜 ……の後ろ姿を撮影されていました。(^_^;)

しかもなにげに、お客さまのバッグには  LIFE IS SHORT.  READ MORE BOOKS !

熱いぜ、上野の5月。

 

 

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