おたすけ会議 7

 

 

9月の定例おたすけこびと会議。

 

都心駅前一等地のハイテクオフィスビルに現れたコヨセさんは、

打ち合わせ机の上に、どん! 

ホームセンターなどで売っているツールボックスを置きます。

 

 

その中には、新聞の古紙回収袋。

その中身は、なんと…

 

 

おたすけこびとのラフと原画であります! (>_<)ゞ

 

 

以前は、クリーニング屋さんのエコバッグを肩から提げて通ってきていましたっけ。

このツールボックスに変えたときは得意そうだったなあ。

 

原画を傷めないようにふんわり丸めて格納できるし、雨がふっても平気、混雑した電車内でも つぶされる心配は皆無。

たしかに重機絵本の画家にふさわしいのかもね、ツールボックス…。

 

それにしたって「古紙回収袋」は、ちと ひどいよねえ…。苦笑。

「くれぐれも駅や電車に置き忘れないでくださいね」とヒヤヒヤの編集部でありました。

 

 

さて。

「本絵」の画業が、すこしずつ進んでいます。

 

まずは、ペン入れ。

細かな線が、こんなにびっしりと…。

まだ色が塗られていない原画は、精密な設計図のようにもみえます。

 

 

「このヘリコプターはね、ロビンソンR-22 なんだよ」と、うれしそうに話すコヨセさん。

「…ふうん…」と、反応の薄い わたしたち…。

 

 

↓ ほおほお、これね。(いま調べました。メーカーサイト写真です)

 ヘリコプターに関心のある人なら、必ずしっているであろう機種なのだとか。

 トンボみたいで、かっこいいですね。

 

 

ヘリコプターだけでなく、おたすけこびとは重機各種を駆使して活躍します。

でも、じつはとても小さな世界の物語です。

そのことを読者にわかってもらうために、大きさの指標となるべき物体を画面のところどころに配置しています。

葉っぱや小石や、カエルや 昆虫など。

葉っぱはいろんな大きさのものがあるので、指標としては物足りないときもあり、ここではトンボがその役割を担っています。

 

 

「でも、トンボのほかにも、もうひとつ、ほしいですね。たとえば、テントウムシとか…」

と、若手編集者TKが呟きました。

 

そのとたん、

「なるほど。テントウムシは可愛いかも!」

「テントウムシにも色や大きさがいろいろあるよね」

「赤に黒? 黒に赤?  黄色もいるよ。畑の敵はニジュウヤホシテントウ」

四人が口々にしゃべりだし、アイディアの球をぽんぽん打ち合うさまは、あたかも卓球ダブルスのラリーのごとし。

その結果、かわいい案が採択されました。

 

 

ほらほら、この子。

いちばん有名な ナナホシテントウ。

体長は ざっと 8ミリ前後。

 

 

いっぽう、おたすけこびとの身長は 25ミリ。(←ちゃんと決まっているのです)

でね、ヘルメットの直径が、約8ミリなんですよ〜。

 

だからね。

じぶんのヘルメットの上にテントウムシをのっけて「ダブルヘルメット」にして喜んでいるこびとがいたら楽しいなあ…って。

満場一致の拍手で、コヨセさんにお願いいたしました。

 

 

本のストーリー展開とはまったく関係のないお遊びですが、わたしたちは、繰り返し本を読む子どもたちが「10回目に気がついてくれれば」と思う事柄をいくつも仕込んでいます。

それはもちろん、わたしたちの楽しみでもありますし。

 

本ができあがった暁には、ダブルヘルメットのこびとを見つけてくださいね。

(^o^)

 

 

 

 

 

コメント